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奈良萬(福島県)
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奈良萬(ならまん)
元々は「奈良屋」という屋号で地元の人々に深く愛される酒蔵でしたが、七代目当主の東海林萬之助氏はその状況に漫然とする事無く、日がな一日を酒造りの研究に当てる日々を送り続けていました。あくる日の夜、疲労が限界を迎え無意識のうちに寝入ってしまった所その夢枕に『朝日稲荷』様が突然現れ新たな酒造りの方法を説明していきました。目が覚め説明を受けた方法でお酒を造ると、それはまさに萬之助氏が理想にしていた芳醇な美酒でした。その後、県外にまで名を轟かせるに至ったその銘酒の由来となった朝日稲荷を懸命に探し赴いた萬之助氏は、そこでまた夢枕に立った神様と再会し『夢心』という名前を授かりました。今もなお県内外の多くの人に愛されているのは萬之助氏の想いが現代までしっかりと受け継がれている何よりの証左です。
夢心酒造 福島県
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